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赤はなぜ赤か

gegengaさんのエントリーの

どうして「男女には生物学的差異がある」と、声を大にして言い続けないと気がすまないのか
で、「女性は赤を好む」なる実験結果が紹介されていた。

それで思い出したので、いまさらだけど書いておこう(笑)
遠~い昔(中学か高校?)、友人と「赤はなぜ赤か」という話をしたことがあった。

「赤ってさ、なんで赤なのかな」
「うーん、そうだね。誰かがこの色を赤って認識したから赤なんだよね」
「もしかして、私たち、緑を間違って赤って考えていることはないかな」

それはないだろう(あたりまえのことなんだけど、それに到達するには
やっぱり時間がかかるのよ)と話し合った。

赤を誰かが“赤”というようになった。
その色をみんなが“赤”として認識するようになったということだろう。
だから私の言う“赤”とあなたの言う“赤”は必ず同じ色。


「でも、この色は誰にとっても“赤”なんでしょう? 
とすると、私が頭の中で感じている“赤”が、
リッチャン(仮名)の感じている“赤”と違っていてもわからないよねえ?」


そう、もしかすると私の見ている赤は彼女の見ている赤よりも暗っぽいかもしれない。
でも、もともと生まれ育つ過程で示される“赤”はその“暗い赤”のわけであり、
彼女が見えている“赤”と同じものなのだから、
“彼女の赤”と“私の赤”が違っていても、それはわかりっこないんだよね。

もしかすると、世界の人ひとりひとりすべて自分の“赤”をもっているのかもしれない。

イヌイットの言語では白を表す表現が複数あるという。
あるサイトでは30種類と書いてあった。
白一色の世界では白を細かく認識する必要があった、ということなのだろう。

この場合、たとえば私たちが赤を赤、と感じるように直接的にその色を認識するのか、
それとも2つの色を並べて見たとき、それぞれを別の名前で呼ぶのかはよくわからない。

とはいえ、音楽でも音色や音程の聞き分けは訓練によって発達する、ということを
考えると、そこでは白の認識に対する脳のトレーニングがあって、
少なくとも私たちが認識する白と彼らが認識する白は違っている
(より精確に見分けられる)のだと思われる。

もともと視覚は目で見るだけでなく、“脳が見る”ものでもある。
脳の第1次視覚野を損傷した人は、目は正常に働いていても、
見えている、という感覚をもつことができないという。
(にもかかわらず、たとえばボールが飛んでくるとそれを理由もわからずよけるらしい。
盲視=ブラインドサイトという)。

視覚は、脳がそれを支配しているために多分に主観的なものといえる。
だからこそ、訓練や環境によってさまざまに変化する。
縦縞だけの部屋で育てられたネコは縦縞しか認識できなくなるというが、
訓練しだいでいかようにもなり得るのだ。

その一方で、色が本能的に呼び起こす感覚というのもある。
それはおそらく人間の進化のうえで育まれてきたもの。

緑を見るとほっとする。それはたぶん人間が森林で生きてきたから(勝手な想像)。
赤は危険。古代の人間にとって赤といえば、炎だから。
これは乱暴にひとくくりした言い方ではあるけれども。

そして、たとえば放射性物質の管理区域ではそこそこの放射性物質を使うところでは
壁面が黄色に塗られているが、
いちばん放射線が強い(多い)区域では壁面が赤く塗られている。

これは周囲を赤くすることにより心理的圧迫感を与え、
早く外に出たいという願望を抱かせるための手法らしい。

ん? じゃあ赤は、危険という印象を人間に与えることが
心理学的に証明されているってことじゃ?

で、女性が赤を好むっていうよくわからない実験結果は、
女性は危険を好むってことなんでしょうか~(笑)

☆ちなみに、発達関係の本で、幼児は2つの色を続けて見ると、
それらの色が重なった色に見える、という話を読んだことがある。
たとえば、青の次に黄色を見せると緑に見える、ということだ。

本当かな、と思ってもっと小さい頃のムスメで試してみたが、
よくわからなかった(笑)←当然だけど。
幼児は色に対する感覚を少しずつ発達させている途中なんだね。
どんなふうに見えているのかは興味あるなあ☆

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Comment[この記事へのコメント]

一人ひとりの世界 

  • gegenga 
  • URL 
  • at 2007.09.19 19:34 
  • [編集]
こんにちわ。
お初にお邪魔いたします(初コメント、ですよね?>記憶力に自信がない・・・)
トラックバック、ありがとうございました。

私も昔からよく「自分が見ている風景と他人が見ている風景は違うんだろうなあ」なんていうことを考えていました。
色も、絶対に違うと思う。

産経新聞さんなんかは、世界がまったく違ったものに見えているようですが(笑)

 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2007.09.19 22:03 
  • [編集]
gegengaさま
おいでいただき光栄です~ とトラックバックをありがとうございますm(__)m あ、それからリンクさせていただきました。

>自分が見ている風景と他人が見ている風景は違う
そうですね。私も生意気に、個人の中には宇宙があるんだ~っなんて言ってました(はじゅかちい^^;)

自分と他人が見ているものが違う、と感じているといないのでは、コミュニケーションがずいぶん違ってきますよね。

産経新聞さんは、第7次元くらいにいて、世界を見てるのかも? 安倍っちは、世の悪評に気丈に耐える悲劇のプリンスに見えているんだろうなあ。

赤が好きなやつ 

  • goldberg2006 
  • URL 
  • at 2007.09.29 19:02 
  • [編集]
>もしかすると、世界の人ひとりひとりすべて自分の“赤”をもっているのかもしれない。

視神経が一人一人違いますからね・・・。

でも、「りんごの色」「郵便ポスト」「夕焼け空」
みんな
「女が好きな色」という言い方は、正しくないな。

「女性は赤を好む」なる実験結果
「女は暑い時にビールを飲みたがる」なる実験結果
「女は寒い時に鍋物を食べたがる」なる実験結果
・・・・次は、何を実験しましょうか…?

 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2007.09.29 20:37 
  • [編集]
たしかに視神経もそうですね。
私は脳の訓練の問題かな、と思ってたんですが。

「女は失恋すると髪を切る」
ってどうですか? いまや神話となってますよね(笑)

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どうして「男女には生物学的差異がある」と、声を大にして言い続けないと気がすまないのか

最近ジェンダーがらみのエントリーを書いていないおかげで、すっかりウチのブログも平和になったわぁ~。と思っていたのだが。これだけあぁ、突っ込んで、突っ込んでぇ~どこからでも、もっともっと、突っ込んでぇ~!ウッフ~ン♪というような記事を発見し....

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