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ラジオパープル始まりました!

5月に裁判員制度では「裁判員の候補者に性暴力被害者の情報がもれる」とする報道があった。
これに対する批判はネット上でもかなり活発にあがっていたと思う。

女性団体などからなる性暴力禁止法をつくろうネットワークは、
報道から1カ月ほどでさまざまな方面からの意見を集約し、
6月4日に最高裁に性被害者の情報がもれない手だてを講ずるように
(具体的な手法を含めて)申し入れを行った。

その後、最高裁は「被害者側に先に裁判員候補者名簿を見せ、関係者を特定してもらう」
という方針を固め、地裁に通知したとのことだ。
残念ながら、つくろうネットが提示した案のように「近隣の人は機械的にとり除く」という作業は
検察や裁判所はしないという。(勤務先が同じ場合は除かれる)

(という経過は水葉さんが問題点も含めてもっときちんと書いていたのですが、
もうブログを閉じられたので、参照できません。残念!)

ともあれ、これは大事な一歩とはなったと思うが、性暴力事件はやはり
裁判員制度からはずすべきだと思う。
ほとんどの被害者にとっては裁判自体がたえがたいのだから、
裁判員のために”わかりやすく”被害状況が提示される、というのは
個人情報があろうがなかろうが非常に苦しいことだろう。

国会議員の間では、法改正にも積極的な人が多いそうなのでできるかぎり早く法改正を、と思う。

実際の対応は地裁に任されるので、
つくろうネットでは裁判員制度の対象となる事件が発生した地裁に対しても
以下の申し入れを行っていくとのことだ。

・被害者側が候補者名簿から裁判員を特定する

・被害者の生育地域・生活地域の住人を除外する

・被害者を特定できる条項は裁判員が選任されるまでは開示しない

・二次被害を避けるために裁判官・裁判員には性被害に対する研修を実施する

・被害者が希望する場合には、裁判員と被害者の間に遮蔽を設けたり、 被害者は
 裁判の間、法廷以外の部屋にいられるようにする(ビデオモニターを用いて尋問などに答える)
 などの措置をとる


さきほど性暴力禁止法をつくろうネットワークを女性団体などからなると書いたが、
このつくろうネットの強みは、非常にさまざまな人が参加していることだと思う。
もちろん女性団体はその通りなのだが、フェミニストの団体だけでなく、
シェルター、カウンセラー、弁護士、メディア関係者、性被害者(男性含む)等々がいるので、
多角的に問題を論じることができる。

これが問題を解決する大きな力となっているように思う。

で、やっと本題!
この性暴力禁止法をつくろうネットワークから新しいインターネットラジオの番組が始まりました!
(すみません、違うそうです~m(_ _)m やってらっしゃる方が重なっているので、そうだとばかり…)
ラジオパープルです。

女性に対する暴力をなくそうという理念から生まれました。
ぜひ聞いてみてくださいね。
(全然紹介になってないぞーという声が聞こえてきそうだ)

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Comment[この記事へのコメント]

盲点 

  • みずは 
  • URL 
  • at 2009.06.22 07:31 
  • [編集]
遮蔽措置とかビデオリンクとか、被害者の個人情報の保護とか、これまでの裁判で当たり前にやっていたことが、裁判員制度になるとなくなっちゃうんですよねえ。

これまで普通にやってきた人権保護の措置が、裁判員制度になるとなくなっちゃうなんて、誰も想定していなくて、今回こんなオオゴトになっているわけです。

国会議員のみなさんも、弁護士のみなさんも、まったく気付いてなかった、とのこと。裁判員制度を立ち上げる際に議論できていればこんなことにはならなかったのに、と歯がゆいですが、普通裁判での人権保護が後退するなんて考えませんよね、、。

でも、そこに「気付けた」「関係者に気付かせた」という点で、読売の例の記事も、被害当事者の方々の迅速な異議申立も素晴らしかったなあ、と思います。

せっかく築いてきたものが… 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.06.22 23:28 
  • [編集]
みずは さん

> 遮蔽措置とかビデオリンクとか、被害者の個人情報の保護とか、これまでの裁判で当たり前にやっていたことが、裁判員制度になるとなくなっちゃうんですよねえ。

こんなこと全然気づきませんでしたよね。
裁判員制度はもっと時間をかけていろいろな角度から論じるべきだったのに、
国民の間できちんと議論しないうちに法案が通っちゃったことが大きな問題であったような。

>裁判での人権保護が後退するなんて考えませんよね、、。
ですよね…。被害者や支援団体等が長い時間をかけて築いてきたものですし。

> でも、そこに「気付けた」「関係者に気付かせた」という点で、読売の例の記事も、被害当事者の方々の迅速な異議申立も素晴らしかったなあ、と思います。

今回は本当に感動してしまいました。
でも、まだこれからが大変ですよね…

集団レイプ 

  • ×第二迷信 
  • URL 
  • at 2009.06.23 22:58 
  • [編集]
京都教育大生の事件で、
被害者が「被害」を取り下げして、不起訴になったとか。

集団レイプは「親告罪」ではないから、
 (客観的に考えて「居酒屋の空き部屋」などという不自然な場所で「合意」でコトに及ぶ・・・
  なんてありえん)

 示談だろうがなんだろうが「刑事裁判」にかけるのが当然。

 相手が複数だと、当然被害者も萎縮するから、堂々と訴えられんだろう、
 というのが、「世間相場」になっちゃうと、
卑劣な犯罪のほうが通りやすくなっちゃう。

 

Re: 集団レイプ 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.06.25 22:42 
  • [編集]
×第二迷信 さん

本当にやりきれない事件です。
大学側が教育的配慮などという言葉を使うことも許せないし、
被害者と加害者の言うことが違うなんて当然だし、集団レイプに同意などあり得ない。

被害者はひどい二次被害にもあっているわけですし、
訴えを取り下げたくなるのは当然ですが、
検察は彼女のためにもきちんと起訴してほしかったと思います。

一橋大学の宮地尚子教授は 
「一見被害者に配慮した判断のようだが、
結局は被害者に処罰の判断と責任をすべて負わせていないだろうか」と
書いているそうです。

一概には言えませんが、裁判が奪われた人生を取り戻すきっかけになることもあるでしょう。
そして、裁判員制度が女性に裁判に訴えることを尻込みさせるなら、
大きな問題です。

ちなみに、法律にくわしい方に聞いたところによると、
集団レイプの場合、告訴がなくても起訴できますが、
必ず起訴すべきという意味ではないとのことです。

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