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裁判員になれない人

裁判員制度が今日からスタート。
さまざまな視点から制度の問題点が指摘されている。
もう私の出る幕ではないが、ひとつだけ。

私の気になっているのは、“裁判員になれない人”のことである。
裁判員を辞退してもよい人、あるいは辞退せざるを得ない人とはどういう人か?

高齢者、障害者、病人、介護や看護をしている人、乳幼児の親、
中小企業の経営者やその社員、農家(とくに畜産系)…
ほかにもいるかもしれない。

大企業はたしかに休暇制度が設けられているかもしれないが、
中小企業にそういう制度を設けるのは難しい。
派遣やパート、アルバイトの人は裁判員といって休めば
簡単に切られてしまう可能性だってあるだろう。
(禁止されているのかもしれないが、徹底されるとは思えない)

さらに、裁判は地裁で開かれる。
地裁は基本的に各府県の県庁所在地にある(北海道は例外的に4カ所)。
東京のように交通の便がよいところならよいが、
地方は必ずしもそうではないし、地裁までかなり遠いところに住んでいる人は多い。
北海道や離島であれば、地裁まで4~5時間かかるケースもあるはず。

たしかに宿泊してもよいことにはなっているが、
もともと事情があって参加が難しい人は、
地方であるがために参加が不可能になるケースだってある。
たとえば乳幼児の親は日中なら子供を預けられても、
朝晩はそうはいかない。

これでは裁判員の構成にずいぶん偏りが出てしまう。
一部の人――おもに勝ち組――だけが他人を裁くことができる制度って
いったいなんだろう?
私なら弱者の視点をもつ人に裁いてもらいたいと思うが。

玲奈お姉様水葉さんも書いていらっしゃいますが、
裁判員制度では、性被害者の個人情報が候補者に伝えられる可能性があるそうです。
これは被害者の関係者が裁判員にならないようにという配慮だそうですが。
しかし、個人情報を伝えなくても、関係者を忌避する方法はあるのでは?

さめさんのトラックバックにもあるように泡瀬の埋め立てが再開されるそうです。
ワケワカメなリゾート開発どころか、浚渫排土のために自然を壊すとは…
時間と意志のある方は沖縄市長や沖縄県知事、内閣府などに抗議を送ってくださいませ。
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Comment[この記事へのコメント]

赤かぶ検事 

  • ×第二迷信 
  • URL 
  • at 2009.05.21 22:51 
  • [編集]
 私の、「刑事」知識は、おおかたが、「赤かぶ検事」と「七人の女弁護士」から仕入れたもの。

 まったくのシロウトを、いきなりシリーズ本戦出場させる前に、「草野球」から始めなくちゃあ…。
 (スラロームの前に直滑降だ…)

 息子がコンビニで万引きして捕まったときに、どれだけの親がきちんと対処できてるか…。ソレが、他人の殺人だから、そりゃ無理がある。

バーチャル地裁。DSで裁判員。
 なんてのが発売されるかも?

被疑者の人権保護が消える 

 「被害者の心情に配慮して」というような感性的な「判決」が増えるでしょうね.今まで良心的な法律家が守ってきたような,被疑者の人権を保護するための原則が根底から崩されてしまう危険があると思います.
 最近の風潮を見ていると,かつて日本を戦争に走らせたものが見えてきたように思います.

重罪 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.05.23 21:35 
  • [編集]
×第二迷信さん

なぜ最初から重罪かというのは理解に苦しみますね。
重罪の裁判では時間をかけて証拠を吟味すべきですし、
この形態ではどう考えても無理があると思います。

しかも量刑を裁判員が決めるというのは納得がいきません。
それは専門家が決めることだと思う。
行政裁判だったら大賛成なんだけどな。

>バーチャル地裁。DSで裁判員。
DSはどうか知りませんが、裁判員のゲームが発売されたという
ニュースが流れていました。

被害者感情と被害者保護 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.05.23 21:53 
  • [編集]
Ladybird さん

>  「被害者の心情に配慮して」というような感性的な「判決」が増えるでしょうね

それが心配ですね。
被害者や遺族の人権はまず守らなくてはならないし、
精神的・物理的ケアは必要だと思いますが、
それは判決において被害者や遺族の心情に配慮することとはまったく別の話なんですよね…

妹を殺した兄の事件では、遺族は兄に対して重い刑を
望んでいないというケースもありました。
この場合、遺族の意をくんで量刑を軽くするというのも問題でしょう。

> 被疑者の人権を保護するための原則
は最近、急速に崩れていっているように思います。
この傾向が裁判員制度にそのままつながるのかと思うとぞっとします。

>  最近の風潮を見ていると,かつて日本を戦争に走らせたものが見えてきたように思います.
本当はメディアがブレーキをかけなくてはいけないのに煽っていますからね。
ロンドン軍縮などで、さんざん政府を責め立てたメディアを思い出します。

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