ひねもすのたのた

とりあえず日常かな

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効率化の行き着く先

遠い昔(笑)、会社に出入りしていた経済学者にたずねたことがある。
「技術開発によって効率化が進めば、たしかにその企業は
利益が得られるかもしれないけど、
社会全体としては職が失われて、厳しい状態になりますよね?」

彼は「その通り!」と言った。
効率化の結果は不況として現れる。
しかし、ずっとそのままの状態が続くわけではない。
技術革新があれば、製品の新たな需要が生じ、
それはまた人的な需要となって好景気に向かうという。

技術革新が生み出す景気は「コンドラチェフの波」なのだそうだ。
(私は経済音痴なので、ここまでのところも間違って理解しているかもしれない)

いまの景気の行き詰まりは、すでに切り捨てられるところをすべて切り捨て、
切り捨てるべきではないところさえも(人間)切り捨てて
効率化した結果なのだと思う。

では、従来の公共工事による景気回復の手法はどのくらい有効なのだろう?
公共工事では金の流れが複数でき、しかも大きな環ができる。
元受け企業から下請け企業、資材や部品の購入等々…
それが最終的には消費者でもある労働者に流れる。

でも工事に携わる企業が効率化を目指すかぎり、景気はいったんは回復しても
金の注入が終わった時点でいまと同じ事態に陥る気がする。

介護や福祉では公共工事に比べれば金がまわる環ははるかに小さいだろう。
もちろんホームを建てたり、消耗品を購入するといったことで環はできるが、
人件費の比重がいちばん大きいはずだ。

ただ、最終的に多くの人々にそれなりの金が人件費としてわたるなら、
環自体が小さくても意味があることのような気がする。
公共事業だって、金の流れはやはり限定的な環しかつくらない。
そして、公共事業と福祉分野の方が人々に切実に求められているかといえば
もちろん福祉だろう。

一部の企業が効率化(結局は切り捨て)によって大きな利益を得るなら、
利益をできるかぎり社会福祉にまわさないと、人々は生きていけない。

つまり、技術革新が起こらない範囲では、
資本主義の目指す先は社会主義ということだろうか?
社会主義、というよりは社会主義的福祉国家かもしれない。

(ちなみにいま想定されている技術革新というのは、エコ技術なのだろうけど、
いわゆる「エコ」には私はどうしても疑いの目を向けてしまう。
たとえ環境技術であっても、大規模に工場を動かし、企業が儲かるとすれば、
それはすでにどこかで環境を破壊しているのでは、という疑惑が生じる)

ところで冒頭の経済学者だが、
「持っていない者は持っている者からとっていいんだよ!」
とつねづね言っていた。

そしてそれを自分でせっせと実践していた(笑

☆なんだか脈絡なくて申し訳ないです。
おかしいところがあればご指摘をお願い致します。
経済の話は考えているとどんどん混乱してきます(^^;
  • [No Tag]

Comment[この記事へのコメント]

そういうことだと思います 

  • CK 
  • URL 
  • at 2009.04.13 22:32 
  • [編集]
はじめまして。

「持っていない者は持っている者からとっていいんだよ!」

これを合法的に行うのが政治と行政のはずなんですがねぇ。。。

ああ経済学 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2009.04.14 02:42 
  • [編集]
 経済学は難しい.だいたい経済学の(経済の,かな?)解説をする人って,自分たちの間でしか通用しない言葉でしゃべります.

>技術革新が生み出す景気は「コンドラチェフの波」
 なるほど.これはもっと理解しやすい.
 生物が有性生殖をする理由として「マラーのラチェット」という考え方があります.それと関連するのが「コンドラショフのハチェット」.
 経済学のコンドラチェフさんと,遺伝学のコンドラショフさんは別人?

縄文時代 

  • ×第二迷信 
  • URL 
  • at 2009.04.14 19:44 
  • [編集]
平均的な労働時間は、2~4h/日だったとか。

「実用的でない」縄文土器の、複雑な細工をこしらえたのは、「スポンサー」の付いた芸術家でもなんでもない、そこいらの人たち。

秒きざみで搾取されてたら、そんな暇は作れない。

技術革新で「楽」になったぶん、人々の生活に「ゆとり」をもたらすものでなくちゃあなー・・・

 三内丸山遺跡では、小児まひを患いながら成人した人の骨が見つかってるそうです。
(非生産人口を養うゆとりがあったことの反映でもある)
 
 「エコ」というのは、
石油の輸入量を半減する」目標を立てても、なんとかできるといえてこそ。
  とりあえず、タンカーなどの輸入港を、「日曜に入港中止」にしたら、14%の二酸化炭素を削減できます。
(他にもあるけど)

ようこそのお運び厚く御礼申し上げます♪ 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.04.14 22:58 
  • [編集]
CKさん
はじめましてー

> これを合法的に行うのが政治と行政のはずなんですがねぇ。。。

ですよね…
でも、最近は持たない者からふんだくり、
持っている者を優遇するのが流行のようですね。
税金から給付金を出すのにエラソーにすんな、と思います。
トヨタ等の大企業もしっかり優遇されていますし…
他方、瀬戸内のフェリーは橋料金1000円ですでに死活問題になっているのですが…

経済学ムズカシス 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.04.14 23:12 
  • [編集]
Ladybirdさん
>  経済学は難しい.だいたい経済学の(経済の,かな?)解説をする人って,自分たちの間でしか通用しない言葉でしゃべります.
わからないのは自分のせいかと思っていましたが、
それだけでもないんですね(笑

>  生物が有性生殖をする理由として「マラーのラチェット」という考え方があります.それと関連するのが「コンドラショフのハチェット」.
へええー
ハチェットだのラチェットだのこんがらがりそうです。

>  経済学のコンドラチェフさんと,遺伝学のコンドラショフさんは別人?
おおー どうなんでしょう。ロシア語で実は同じ表記だったりして…
昔の生物学者は他分野から参入した人が多いし、
どちらも統計学を使うし?
でも、やっぱり別人かな??

ゆとり 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.04.15 23:13 
  • [編集]
×第二迷信 さん
>技術革新で「楽」になったぶん、人々の生活に「ゆとり」をもたらすものでなくちゃあなー

本当にそうですね。時間的にも物質的にも。
なぜかこの国では一部は過労で死にかかり、
残りは働くことができなくて死にかかっているんですから…

>小児まひを患いながら成人した人の骨
助け合うことで”村”も発展することができたのでしょうね。
いまは障害者切り捨ての政策があまりにひどいです。

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