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高齢の研究者

ノーベル賞受賞のNHKの報道は、見ていてイヤになってしまう。
なんで日本人しか名前を発表しないんだろう(←昨日の化学賞。3人いるのに)。
今日は今日で、
「ノーベル文学賞が発表されましたが、日本人の受賞とはなりませんでした」

…それより誰がどんな本を書いて受賞したのか言ってよ、もう。
いつからNHKはワイドショーになったんだ(←かなり前からだ><)

まあそれはともかく。
下村氏と南部陽一郎はアメリカ在住で、いまも研究を続けているようだ。
(下村氏は自宅で研究かもしれないが)

それで私の印象にすぎないかもしれないが、
欧米では優秀な科学者・研究者というのは生涯、研究を続けているような気がする。
クリック(亡くなったけど)やワトソン、チョムスキーなどがそうだし、
日本人でも利根川進はアメリカでまだ第一線で活躍しているのではないか。
(MITで記憶や遺伝子関係の研究をしているよね)。

これに対して日本って…
どんなにすぐれた研究者でも、定年になると大学からはお払い箱。
名誉教授になったとしても、週に1回くらい大学で講義をして、
私立の大学で細々と研究を続けるというパターンが多いようだ。

つまり、研究を続けられるとしてもあまりよい環境とはいえない。

これってなんだかもったいないよなあ。
若い人には若い人なりの新鮮な視点が、
年齢を重ねた人には、長年の経験とメタの視点があるんじゃないかしら?

もちろん大学としては若い人を登用しなくては次世代を育てられないし、
上が去ってはじめて力を発揮する人もいるだろうけど、
高齢の研究者の力を借りながら次世代を育てる方法もあるんじゃないかな。

ポスドクと高齢の研究者の研究室をつくっちゃうとか。
そのうち欧米ではどういうしくみになっているか調べてみたいな。
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Comment[この記事へのコメント]

国籍 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2008.10.10 04:51 
  • [編集]
 南部さんは「米国人」のようですね.日本の法律では二重国籍を容認しないので,米国籍を獲得した時点で日本国籍を失うらしい.でもノーベル賞をとったら日本人として扱ってくれる.
 王監督もかな.良い仕事をした人は日本人.

ニート研究者 

「日本選手が勝った」しか関心なかったオリンピック報道と同じですね,NHK.

名誉教授というのは称号に過ぎないんで,仕事させてもらえるか関係ないです.図書館を利用する権利だけは現役並みだったかな.私の場合 (と偉い人と比べちゃ申し訳ないけど) 学会に出席するにしても招聘されたとき以外は旅費は自費,配付資料まで自費で用意してます.いま,研究は全然カネにならない.
定年後は別の大学で非常勤講師を勤めたけれど,非常勤にも定年があり,いまは悲しいニートです.
こんなこと書いてると年齢がばれちゃうなあ・・・ナイショですよ~

賞をとったら日本人 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2008.10.10 22:01 
  • [編集]
Ladybird さん

南部陽一郎はアメリカ人でしたか。
(有名だから呼び捨てになっちゃう。歴史の中の人だもん。
まあ小林=益川も歴史的といえるけど)

>ノーベル賞をとったら日本人
うおー><
たしかにね。
スケートの井上怜奈さんもアメリカ国籍でしたよね?
でも日本人扱い ^^;
日本人扱いされる人の中には日本がイヤで
アメリカ国籍とったという人もいると思いますけどね。

あんまりですね 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2008.10.10 22:09 
  • [編集]
三ねんせいさん
>名誉教授というのは称号
ああやっぱり。図書館を利用できるだけっていうのは悲しい…

研究もやはり持続性が必要でしょうし、
定年になったら研究の質が低下するわけでもないんですから、
日本でももう少し研究を続けられるしくみがあるといいですよね。

企業もそういう人材をうまく利用すればいいのに。もったいない…

まあこれでは優秀な研究者は海外に行きたがるわけです。

人は資源 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2008.10.10 22:31 
  • [編集]
 - People are a resource, and not a cost.(人々は資源であり,費用ではない)
と,経営学の祖,ピーター・ドラッカー氏は言ったそうです.
 ドラッカー氏とは対照的に,高齢者を cost としてしか見ない発想が,この国には蔓延しているようです.
 役人の仕事というのは個性的であることはあまり要求されません.むしろ,誰がやっても同じという均一性のほうが重視されます.問題はその役人たちが,この国の仕組みを作っていること.もちろん自分達に似せて作るわけですから,個性的であることは邪魔でしかありません.そういう世界では人はかけがえのない「人材」ではなくて,replaceable な cost となります.
 以上が独断と偏見のLadybird説です.

年寄りはコストじゃない 

Ladybirdさん,同感です.「年寄りが増えてカネがかかる」とばかり役人に言われてると悲しいです.

えあしゃさん,
>定年になったら研究の質が低下するわけでもない
会議などから解放されてむしろ研究に集中できるようになりました,費用的にはつらいですけど.定年後に共同研究をまとめてポーランド科学アカデミーへ出したり出来ました.

個性がいらない仕事か~ 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2008.10.11 23:09 
  • [編集]
Ladybirdさん

>誰がやっても同じという均一性
たしかにそうですね。
1人1人違うのに“くくり”でしか見ないから、
その中に優れたものが存在していても、気がつかないというか、
見ないフリをし続けるのですね。

人間をコストとして見るのはいいかげんやめてほしいですね。国も企業も。

事務処理からの解放 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2008.10.11 23:15 
  • [編集]
三ねんせいさん
>会議などから解放されてむしろ研究に集中
そうですか! そういえば大学の研究室でも、教授は研究どころではなく
会議や書類の整理ばかりしていましたね。科研費の請求とか。
研究をしたい人にとっては苦痛でしょう。

そういう面では組織から解放されるのはよいことかもしれません。
…が、費用面はやはり何とかしないと、ですね。

そういえば、以前クローズアップ現代(だったかな)で
定年のない企業をとりあげていましたっけ。
年功序列なんですが、やはり年齢の高い人はそれだけ
技術を磨いているのですよね。
で、そういう人たちが直接、若い人々を教えているので、
企業としては非常に質が高い仕事ができると言っていました。

ところで 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2008.10.12 04:59 
  • [編集]
 ノーベル賞受賞者のお1人は京大教職員組合の書記長をされていた方で,当時この組合は日教組の一員だったとか.
http://d.hatena.ne.jp/Prodigal_Son/20081008/1223394762
 そうか.日教組か.
 先日おやめになった某大臣は,どうしてもツブさにゃならんとお考えだったようですが...

うわ(笑) 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2008.10.12 22:15 
  • [編集]
Ladybirdさん
中山なんて人どこから引っ張り出してきたんでしょうね。
たぶん妻が有名だからそれに乗っけてやろうとしたのでしょう。

益川さんは日教組系の団体で書記長だったんですか。
赤旗にも寄稿していらっしゃるそうですし、
教育や政治のことも真剣に考えてらっしゃるのかもしれませんね。
(たしかに赤旗には有用な情報が多い。NHK見るより役に立つ。
ま、ふだん読んでるわけではありませんが)。

小学校のときいちばん熱心だった先生は日教組の人でしたね。
国語の先生でしたが、生徒にいろいろ考えさせるいい先生だったなあ。

京大職組 

  • ×第二迷信 
  • URL 
  • at 2008.10.12 22:38 
  • [編集]
http://www.kyodai-union.org/modules/news/article.php?storyid=97

いまの、連合系「日教組」にはいかず。
(「全教」に「大学部」があるのかどうか知らない・・・)

京産大の学生さんが、益川理論についていけるんだろうか? という疑問もあるけれど、

「いらんこと」に手をとられず、自分の研究だけそれなりに・・・?

こういう「理論派」ってのは、予算が山のように飛んでいく実証を「他人」がやってくれるから、意外に(スーパーカミオカンデみたいな)お金がいらんかったりします。 ただし、評価されるのがいつになるかわからない。

(名古屋の故・坂田先生。じつは彼が一番スゴイ研究者だったりするけど)


数式はゴメンだけど 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2008.10.13 23:08 
  • [編集]
×第二迷信さん
>「理論派」ってのは、予算が山のように飛んでいく実証を「他人」がやってくれるから、意外に(スーパーカミオカンデみたいな)お金がいらん

理論でノーベル賞受賞は少ないですけどね。
加速器研究だと論文に100人くらい名前が載ることも
少なくないようですから、実証した人間にノーベル賞、と
いうわけにはなかなかいかないのかもしれません。

LHCが開始早々トラブっちゃったので、
素粒子研究を勢いづけるためかな、という邪推をしてしまうワタクシ…

>故・坂田先生
坂田モデルですよねー
物理の教科書にそうそうたるメンバーとともに載ってますもんね。

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