ひねもすのたのた

とりあえず日常かな

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疑うということ2

日本人は、印刷物に書いてあるものが“正しい”ことに慣れすぎている、と思う。

ひとつの原因は、学校教育で使う(少なくとも高校までの)教科書は
基本的に“正しい”ことしか書いていないからだろう。
理科でも社会でも、基本的に“真実”“定説”とされている事柄しか記載されていない。
現在進行形の理論を取り上げることは御法度のようだ。

だが、学問をするうえでこれは大きなマイナスだと私は思う。

科学理論が健全に(というのもおかしいが)発展していくには、
いくつもの反論や不備の指摘を受け、
その都度検証し、新しい実験を行い、ときには出発点にたち返って
理論が正しいかどうかを確認していかなくてはならない。

そういう過程を経てはじめて、信頼できる理論が生まれてくる。

たとえその分野の権威が発表した理論であろうが、
いったんはそれを疑うというのが、科学の世界ではあたりまえのことだと思う。

こうして確立された理論であっても、数年後、あるいは数十年後には
全面的にもしくは部分的に間違っていることが証明されるかもしれない。

ヴェーゲナーの大陸移動説などというのは、昔は
「おもしろいけれど、間違っていることが証明された」と学校で教えられていたそうだ。
いまではプレートテクトニクスはさまざまな面から検証され、
ヴェーゲナーの理論が基本的には正しかったことと考えられるようになった。

(たまたまヴェーゲナーの『大陸と海洋の起源』を読んだことがあるけれど、
読み物としてもおもしろかった。それにこの本を見ると、ヴェーゲナーが単なる思いつきとして
この理論を唱えたのではなく、きちんと検証していることがわかる。
両方の海岸線の生物化石とか地質的特徴とか)

☆続きは下をクリック

☆←泡瀬埋め立てに反対する方は署名をよろしくお願いします!
今日はもう1本、泡瀬に関するさめさんのトラックバックを紹介しました。
ぜひさめさんのブログをご覧くださいませ。

このように学問には、とりわけ科学には紆余曲折があるにもかかわらず、
日本では(というか他の国がどうなのか、実はよく知らない)
“正しい”(つまり、この時点で正しいとされていること)ことしか教えようとしない。
これはおかしいのではないだろうか?

最初の教育で「教科書に書いてあることは正しい」として、物事を教えてしまう。
それは書いてあることが本当に正しいのか疑うことを忘れさせてしまう。

そうではなく、この理論はこういう背景の中、このようにして生まれたのだ、と、
そしてこのような反論があったと、そういうことを教える必要があるのではないだろうか?

すでに確立した理論だけではなく、現在進行形の理論も取り上げてもよいのでは?
いまはこのような根拠で、こう考えられているが、
これに対抗する仮説としてこういうものもあると、教える。

ときには教えた理論が間違っていることもあるだろう。
それはそれでよい。
この場合は、もともと絶対的に正しいとして教えているわけではないから。

教育も、やり方によってはある種の洗脳になってしまう。

日本人が本当に自分で考える人間になるためには、教育では
まず疑うこと、というか、自分で本当に正しいかどうかを考えることを
もっとも大切にすべきではないのだろうか?

いわゆるパラダイムシフトを起こす理論は、
常識や定説に反するものであることが多い。
いま存在するものを疑わなければ、先へ進むことは困難だと思う。
 
(いったいこの記事、いつ書き始めたんだっけ…笑)
☆関連記事
疑うということ1

☆1/26 書き忘れに気づき、最後3行追加。と思ったら、すでにコメントついてましたっす。
お返事は後ほど~^^
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Comment[この記事へのコメント]

科学の健全な発展のために 

まったく仰るとおりです.教科書が正しいとは限らないことを大学で教えるのですが,学生がなかなか納得してくれなくて困ります.
正しい考え方はただ一つと思ってるのも困ったことで,ある問題についてA説とB説の二つの学説があると言うことを講義で話したら「どっちを信じたらいいのか」という愚問があって参っちゃいました.
いまの義務教育って「天動説だけが正しく,他の説は異端だから火あぶり」というのを思い起こさせます.

ありゃま~。根が深い。 

  • 札幌運転所隣人 
  • URL 
  • at 2009.01.26 10:31 
  • [編集]
『「どっちを信じたらいいのか」という愚問があって』
え?
ちょっと根が深いというか、言葉がなくなります。

『すでに確立した理論だけではなく、現在進行形の理論も取り上げてもよいのでは?』
私も、その通りだと思います。

記事を拝読して、私は即座に「規制緩和」という言葉を連想してしまった。
学問の話とはちょっと違ってきますが、これも導入された時点では「正しい」とされていた事。

記事本論とは離れてしまいますので、この辺でやめにしますが。

ある実験 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2009.01.26 10:52 
  • [編集]
 いま眼の前にある事実と,教科書に書かれていることとが違っている場合,学生はどちらを採用するだろうか,という実験をやってみると面白いのでは.ついでに学生でない一般人に対しても,同じことをやってみる.
 私の体験ですが,学生(大学生)はほぼ100パーセントが教科書の記述のほうを採用します.自分がいま見ていることは偶発的な例外であり,「本当は」教科書のほうが正しいのだろう,と.
 たしかに試験の答案としては,教科書のほうを採用するのが,戦略的に正しいわけです.なぜなら眼の前の現象は後日再現できるかの保証はありません.しかし,教科書は証拠として示すことができる.自分は解答用紙にこう書いた.ほらね,教科書にはたしかにそう書いてあるでしょう?というわけ.かように小ずるくなければ学生は勤まりません.
 いっぽう,大学生でない一般人に同じことをやったら,眼の前の事実を素直に認めてくれます.おやおや,この教科書どうなってるんだ?
 もちろん私は意地悪なので,「それはデスね...」と解説はしません.「そうですね~.どうしてでしょうね~」と微笑んでいるだけ.無責任ですね~.

教科書の間違い 

小学生の頃の話。世界一の大河はミシシッピー川だと書いて有るが世界地図で見ると到底信じられない。
当時は学校の先生に聞くなんてのは考えられないので、とりあえず父親に聞くと『それはアメリカが天下を取ったからで中国の天下なら揚子江が世界一と成る』なぜなら『数字は幾等でも誤魔化せトンデモナク細い流まで測ればよい』『アメリカは世界一でないと我慢がならないのでこういうことに成る』
純真だった子供に知らされた驚愕の真実。
私が疑り深い捻くれた大人に育ったのも、これでは当然だと思いませんか。?

ご参考。 

  • 札幌運転所隣人 
  • URL 
  • at 2009.01.26 18:25 
  • [編集]
上記コメントに多少関連する記事をめっけましたので、お時間が御座いましたらどうぞ。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090123/183649/?P=1

考える余地 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.01.26 22:49 
  • [編集]
三ねんせいさん

義務教育で教科書が正しいというのがインプットされてしまうみたいですね。

> 正しい考え方はただ一つ
大学時代に学んだことでいちばん大切なことが
「真実はひとつではない」ということでした。

つまり、ある限られたデータの範囲で考えると、
まるで逆の理屈が成り立つことがあるんですよね。
あたりまえのことなのに、大学に行くまで気づきませんでした。

> 「どっちを信じたらいいのか」
ふえー^^; 信じるという言葉が出てきちゃうのも何とも…

> 異端だから火あぶり
そんな感じですよね…
教えたことをそのまま覚えさせていたら、
生徒は考える余地がないのですけれども。

イメージで判断 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.01.26 22:55 
  • [編集]
札幌運転所隣人さん

>「規制緩和」という言葉を連想してしまった。

たしかに規制緩和も正しいとされていましたね。
規制は既得権益を守るものだ、といわれ、
その通りだと思った人は多かったと思います。

医療制度改革も後から見れば本当にひどいものでしたが、当時は私も
医局が権力をふるわなくなるのはよいことだと思ってしまいましたし。
ある種のイメージづくりに成功しちゃったのですよね。

ある意見が大多数に支持されているとしても、
それを単純に受け入れることなく、
その反対意見もきちんと吟味することが必要ですね。

理論にダマされる 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.01.26 23:01 
  • [編集]
Ladybirdさん

>学生(大学生)はほぼ100パーセントが教科書の記述のほうを採用します

おお! そうなんだ(笑
理論にだまされる、というのもありますよね。
目の前の事象に一見、筋の通った説明をされると、
それをきちんと確かめることなく、受け入れてしまうというか。

>一般人に同じことをやったら,眼の前の事実を素直に認めてくれます
そうそう、まず眼の前の事実を認識しなくては!

>「そうですね~.どうしてでしょうね~」と微笑んでいるだけ.
Ladybirdさんも人が悪い(笑
で、どういう実験するんですか?

私は魔法の手(ハカイダー)を持っていて、
教科書通りに実験が進んだことがないんですが(爆

どこでもナンバー1? 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.01.26 23:07 
  • [編集]
逝きし世の面影 さん

当時はナイル川もアマゾン川もきちんと測量されていなかった…わけでもないんですね。
やはりアメリカ イズ ナンバー1!ということですか。
お父様は賢い方だったんですね。

疑い深いことは悪いことではないと思いますが。
どこまでが確認されていることで、
どこからが自分の推測なのかをきちんと分けて考えるかぎり。

NoTitle 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.01.26 23:13 
  • [編集]
札幌運転所隣人さん

ありがとうございます。
この話、とても興味があります。後でゆっくり読みますね。

魔法の手 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2009.01.27 15:44 
  • [編集]
 ゴッド・ハンドかな.オオヤマ・マスタツさんみたいだ.
 パウリ効果というのもありました.

いやーそれほどでも~ 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.01.27 18:35 
  • [編集]
Ladybird さん

>オオヤマ・マスタツさん
って誰かと思いました。大山倍達さんですね。
格闘技には縁がありませんで。
さすがにそれほど破壊力はありませんYO!

>パウリ効果
機械に近づくとコワれるほど神がかっていませんとも!

パウリ効果 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2009.01.28 22:59 
  • [編集]
 理論屋は実験が苦手>理論屋が実験室に入るとモノがこわれる>スゴい理論屋は近くに居るだけで機械が動かなくなる,というように話が膨らんだ結果の伝説でしょうね.パウリ原理が「ネイチャー」なら,パウリ効果は「ニューサイエンティスト」が喜びそうな話題.

>Ladybirdさんも人が悪い(笑
 ひとにものを教える最良の方法は,教えないこと,だという信念を実行しております.

伝説の理論屋 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.01.29 22:14 
  • [編集]
Ladybirdさん

>スゴい理論屋は近くに居るだけで機械が動かなくなる
パウリは伝説の理論屋さんですね。
私が読んだ中でいちばんひどい話は
ある研究室で突然、機械が動かなくなり、原因がよくわからなかったので、
「…これはパウリが近くを通ったに違いない」

と実際、ちょうどその時間にパウリが列車に乗って
その研究室の近くを通りすぎたことが後からわかったそうで(笑
そこまで彼の責任にしたらパウリがあまりにもかわいそう、と言いたくなりますが、
観測者効果を地でいっていたのかも?

ニューサイエンティストならたしかにおもしろい記事にしそう。
最近、読む機会がありませんが、ネットでも一部なら読めるんですよね、たしか。

>ひとにものを教える最良の方法は,教えないこと,だという信念を実行

おおすばらしき矛盾話法(笑
でもまったくその通りだと思います。
皆様には懸命に頭を悩ませてもらって、こちらはゆっくりお茶でも(違

教えないこと 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2009.01.31 05:32 
  • [編集]
 「学力」が低いので授業時間数を増やせ!という議論を聞くたびに,「まだそんなこと言ってるのか」と思ってしまいます.自発性を引き出すのが教育.そのため必要なのが「ゆとり」.それをどこかのバカが,到達目標を下げるのが「ゆとり」だと勘違いしたのが「ゆとり教育」の失敗.
 カラヤンの練習風景をテレビで見たことがあります.指揮者は片手をゆらゆら動かしてリズムをとっているだけ.楽団員は演奏しながら自分たちの音を聴く.以前書いたことがあったかな?
 これと対照的だったのが某地方楽団の演奏会.指揮者はあちこち指示を出しまくって,はた目にも大忙し.音はバラバラ.メロディーも聞こえて来ない.
 ムカデに「歩き方」を教えるようなもの.はい2番目の足.次は95番目の足・・・全部指示するのが「教育」だ,と思っている人は意外に多いかも.

正多面体 

  • ×第二迷信 
  • URL 
  • at 2009.02.01 11:28 
  • [編集]
 そういえば、以前、近所の中学生が、
「正多面体には、正四面体、六面体、・・・二十面体がある。今のところここまでしか見つかってないけど、君らが将来、もっと大きい多面体を発見する可能性もあるな」
 と授業で聞いたといってました。

「意欲」を持たせるためにネタ振りするのはいいけど、ウソをおしえちゃいかんよ。

 そういえば、「アルキメデスの原理」、教科書そのものから消えてるのかな・・・。
 

川の長さ 

  • ×第二迷信 
  • URL 
  • at 2009.02.01 11:38 
  • [編集]
くねくねと曲がって流れる川の長さを、どこで測るか、という基準があやふやですね。

熱帯地方はとくに「乾季」と「雨季」で流れが変わる。

日本のように堤防で区切って流れを固定しているのを前提で川の長さを考えること自体の意味がない。
 (流域面積は、分水嶺というのが、意味を持つので重要ですが)

 日本でも、河川改修で、川の長さはしょっちゅうかわるし、
「長野県内で千曲川」なのが、なぜ、「新潟県で信濃川」なんだ?というのがようわからん・・・

 ところで、千葉県は、利根川水系の中洲が島とくっついた「島」なんでしょうかねー。

「学力」… 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.01 11:43 
  • [編集]
Ladybird さん

>「学力」が低いので授業時間数を増やせ!
授業時間を増やせば「学力」はたしかにあがるかもしれませんが、
本当に必要な自主性は失われるばかりですね。

だいたいにおいて、細かく指示されれば指示されるほど、
本当に求められているのが何なのかわからなくなってしまいます。
ムカデだったら、脚がからまっちゃいますもんね。

ゆとり教育のいちばんの弊害は、
塾に行く子供を増やしてしまったことだと私自身は考えています。
仲間と一緒に戸外で遊ぶことでしか得られないものはたくさんあるのに。

それに教師に十分な時間をもたせなければ、
総合学習などもうまくいくはずがないのに、逆に教師を減らしてしまった。

川の長さ 

×第二迷信さんのご指摘どおり,測り方でどうにでもなりますね.もう一つ,合流してるときにどっちが本流かという問題もあります.千曲川で思い出しました.長野市内で二つの川が合流して千曲川になります.合流点から上は,南佐久から来るのが千曲川,北アルプスから来るのが犀川.つまり佐久から来るのが本流ということになってます.しかし槍ヶ岳に発する犀川の方が流量が多い!雪融けの時期の犀川は迫力ありますよ.

ユークリッド空間 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.01 21:49 
  • [編集]
×第二迷信さん

>ウソをおしえちゃいかんよ
ふふっ(笑
ウソを教えた子供が、正多面体の中では正二十面体が
面の数が最大という証明を自分で見つけてくれれば万々歳ですけどね。

ユークリッド空間でなければ
もっと面の数の多い正多面体がある可能性はあるのかしら?

>「乾季」と「雨季」で流れが変わる。
その通りですね。砂漠の川なんてあちこち移動しちゃうし。
さまよえる湖ロプノール…

>「長野県内で千曲川」なのが、なぜ、「新潟県で信濃川」
ご当地名というやつですね。
山を境に言語が変わる…いや言語は変わらないけど(笑

>千葉県は、利根川水系の中洲が島とくっついた「島」
島!?
いまウィキを見てきたら、縄文時代には実際に島だったらしいですね。
利根川水系の中洲というのがどのあたりを指すのかわかりません。

河川系 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.01 22:01 
  • [編集]
三ねんせい さん

>合流してるときにどっちが本流か
難しいですね! けっこう主観が混じりそう。
一般的にはより長い川のようですが、
ウィキを見てきたら考え方もいろいろあるようですね。
歴史的な経緯から本流とされているものもあるようですし。

本流と支流にあまり明確な区別を付けることには
意味がないような気がしますねえ。
その土地での名称というのは大切にしてほしいとは思いますが。

そういえば、淀川も京都では宇治川ですね。
イメージとしては全然別の川だー

正多面体 

非ユークリッド空間の多面体は調べたことないですけど,ユークリッド空間でも次元を上げれば違う「正多面体」ができます.n次元ユークリッド空間には正(n+1)面体と正(2n)面体があります.「面」の概念も次元が上がりますが.

川の合流 

京都で加茂川と高野川が合流して鴨川になるのもおかしいです.「カモガワ」の長さは?

多次元空間 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.02 22:35 
  • [編集]
三ねんせいさん

多次元って、頭の中で想像できないのでなんとも難しいです。

>n次元ユークリッド空間には正(n+1)面体と正(2n)面体

そうなんですか!
ユークリッドでもあるんですね。
しかし多次元の“面”…
やっぱり想像できない><

不思議不思議 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.02 22:52 
  • [編集]
三ねんせいさん
>加茂川と高野川が合流して鴨川
おもしろいですねえ。
日本の地名というのは当て字が多いから、川の名称と地名の音が同じでも、
違う字をあてているのってよくありますよね。

鴨川にも賀茂川という表記があるし。
そういう意味では昔はどちらも「カモガワ」で、
同じものを意味してたのでしょうか。

河川系はにゃんとも複雑…
ネットで調べようと思っても河川系で
川だけを描いたものって案外ないですね。

直観 

数学のプロの私にも3次元空間に対する直観はなく,理屈で考えてるだけです.幾何学専攻なら直観が効くのかなあ.私は専攻分野が数理論理学で,高次元空間とは縁がないのです.
4次元空間の「正5面体」の各「面」は3次元空間の正4面体です.想像できないですよねえ.

正四面体の面… 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.04 22:45 
  • [編集]
三ねんせいさん

>4次元空間の「正5面体」の各「面」は3次元空間の正4面体

もうひとつ空間に軸がある、と考えれば
たしかにそうなるんでしょうけど、頭が痛くなっちゃいます。

次元がまったく違う要素であれば、もう少し納得できるんですけど、
空間という指定があるし。

調弦理論で「空間は10次元だけど、
4次元空間以上は折りたたまれている」っていわれても、
何のこっちゃです(笑

2次元空間にいる人がおそらく3次元を想像できないように、
3次元空間の私たちが4次元空間を想像できないだけなのかなあ。

NoTitle 

  • ×第二迷信 
  • URL 
  • at 2009.02.05 23:31 
  • [編集]
>山を境に言語が変わる…いや言語は変わらないけど(笑

国境は、分水嶺に作られていることが多いので、山を越えたら別の言葉・・・
 (いや、因果関係は逆なんですが)
 
 アルプスを越えたら、イタリア語からフランス語。 
 関が原のむこうでは「マクド」が通用せん・・・

 ちなみに、「高野川」と「賀茂川」が合流して、「鴨川」になります。

「加茂」というのは、京都市内の地名でなく、ほとんど奈良県に近いところなんですが、
歌に出てくるせいか「加茂川」っていわれます。


ちなみに、宇治川と桂川が合流して「淀川」になりますが、これは、宇治を流れる宇治川と、桂を流れる桂川が、淀で合流するので、まあ普通なんですが…
 「信濃川」って「信濃」の範囲が広すぎるだろう…(千曲川が流れてるのは信濃じゃないのか? という突っ込みでして、)

山を越えれば 

>山を境に言語が変わる…いや言語は変わらないけど(笑
長野県北部に暮らしてました.村境の峠を越えたら方言が違いました.話が通じないほどじゃないけれど,隣の村,隣の集落さえ語彙が少しちがいます.
語彙だけじゃない.隣の隣の村では音韻体系が違いました.

忘れてた 

  • ×第二迷信 
  • URL 
  • at 2009.02.06 23:20 
  • [編集]
>宇治川と桂川が合流して「淀川」になりますが

宇治川と、桂川と、木津川が、淀で合流して、「淀川」でした。

 (同じく、木津を流れるから木津川。これを忘れちゃいかん。3年後に、流域の某町の町長選挙に出てやろうか、などと考えてる者としては…)

淀川は、淀川でいいけど、大阪の「淀川区」って、なんか、へんな気がするなあ。
(「淀の方」は、大坂城のヌシでもあったんですが)

 例によって、
そういえば、元の話題って、何だったっけ…?

だーかーらー 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.06 23:53 
  • [編集]
×第二迷信 さん
>関が原のむこうでは「マクド」が通用せん
マックですって!

そういえば、国全体が高地のニューギニアには700も言語があるとか。
山で隔てられてるからですね。

ヨーロッパ言語と違って、それぞれの系統関係もうすかったり、
なかったりするそうです。

峠を越えると 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.07 00:04 
  • [編集]
三ねんせいさん

>隣の村,隣の集落さえ語彙が少しちがいます.
それだけ峠というのは難所なんでしょうね。
しかし、音韻体系まで違うというのはすごい。
村の間でほとんど行き来がなかったのでしょうか?

おっ? 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.07 00:11 
  • [編集]
×第二迷信さん
もう淀川水系はワケワカメであきらめました(笑
淀川区じゃなくて、淀区にしとけばよかったかもしれませんね。

>流域の某町の町長選挙に出てやろうか
そ、それは応援しなくては!

>元の話題って、何だったっけ…?
私にそれを聞かないでください(笑

峠の向こうの世界 

>村の間でほとんど行き来がなかったのでしょうか?
昔は峠の向こうの世界を知らずにいた人も少なくなかったのでしょう.半世紀ぐらい前,年配の女性には隣村を見たことがないという人がまだかなりいました.

生物なら 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2009.02.07 20:35 
  • [編集]
 生物の種(しゅ)の場合は2通りあります.もともと1つだったのが峠(とか他のバリア)の両側に分かれて交流が途絶えたため,次第に違う性質のものになった場合と.
 もともと違う起源のものが出合ったのだけれど,峠というバリアのため十分な交流がおこらないで独立性が保たれている場合と.
 四国では石鎚山系をはさんで高知県側と愛媛県側とで言葉がずいぶん違います.これは後者の例でしょう.ただし峠の向こうにお嫁に行ったという話は聞いたことがあります.

アホバカ分布地図 

  • ×第二迷信 
  • URL 
  • at 2009.02.08 11:14 
  • [編集]
朝日放送のTV番組。「探偵ナイトスクープ」で、
全国で「アホ」と「バカ」の境はどこなんだ? という調査依頼があり、
「アホ」の東限が「関が原」でした。
 (その東側は「たわけ」)

首都・京都ではやった言葉が、(山や谷でさえぎられなければ)「同心円」で広がるという、柳田國男の「かたつむり」理論を、さらに詳しいデータで裏付けた、ということで、何か「賞」をもらったそうです。

「アホ」は、播磨~備前を平気で越えてるけど、
相生や上郡で 、「でーこん てーてーて~」は、まったく通用せず。

 で、娘の疑問。
「マクド」が「マック」の地域では、
「ミスタードーナッツ」が、「ミスド」でなくて、「ミッス」なのか?

元ねたに帰れば、 

  • ×第二迷信 
  • URL 
  • at 2009.02.08 11:34 
  • [編集]
いまどき、「発行者、執筆者の示された印刷物」どころか、

責任者不明のWikiを信じてる人々の多いこと…。
(ときどき、人の記事に、「Wikiでも調べてみたら?」なんて、とぼけたコメントつけてくるやつもいるし。)

閉じた世界 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.08 21:40 
  • [編集]
三ねんせいさん

>隣村を見たことがない
峠を越えるのは大変だということと、もうひとつは
あまり“外の世界”に行ってはいけないという
不文律があったのかもしれませんね。

閉じた世界ではたがいのことをよく知っていて
居心地もいい場合もありますが、
世界が狭いのでいったんこじれると修正にしくいし、
新しいことには抵抗するので、たいへんだったろうな、と想像。

峠越え 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.08 21:50 
  • [編集]
Ladybird さん
本日、たぶん石鎚山系のどこかの峠越えをしました。
なんでこんなとこに道をつくったんだよ!という山道をぐるぐる。
ときどき雪が積もって凍結してるし(幸いスノータイヤをはいていた。
このあたりだとうちの車だけかも 笑)
道は細いので、ちょっと踏み外すと転落…

>生物の種(しゅ)の場合は2通りあります
見分けるには、やはり化石とかを調べて進化の歴史を
見なければいけないんでしょうか。
それとも、現存生物を調べればたいていは見当がつくのかな。

地域の中でも、たとえば全部が全部、交流がとだえたというわけではなくて、
部分的にはもともと同じものが2つに分岐した、とかあるのかなあ。
生息範囲や生態によっても違うんでしょうね。

関ヶ原 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.08 21:57 
  • [編集]
×第二迷信さん

>探偵ナイトスクープ
一時期はまりました。またやっているんですね。
>「アホ」の東限が「関が原」でした。
やはり関ヶ原をこえるのは大変なのね。

>「でーこん てーてーて~」
って何ですか???

>「ミスド」でなくて、「ミッス」
そりゃミスドですって。
ミッスじゃ言いにくいでしょ。
では関西ではマッキントッシュはマッキン?

ウィキ 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.08 22:05 
  • [編集]
×第二迷信さん
ウィキは便利ですけどね。
でも間違いもあるし、
書いている人の偏向がみられるものもありますね。

ただとっかかりにはよく、
人物や名詞からもっときちんとした資料を探すこともできます。
英文ウィキだと参考文献も多いので、
調べやすいですし。

>「Wikiでも調べてみたら?」
って単純に信じられたら困りますケドね…

分子時計 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2009.02.09 01:37 
  • [編集]
>石鎚山系のどこかの峠越え
 トンネルを抜けたのなら寒風山.開けた峠なら予佐越(よさこい)峠~シラサ峠あたりでしょう.しかし後者は冬は通行止ではないかと思うのですが.

>スノータイヤ
 高知県ではメッタに見れないものです.
 黒山の人だかりが...(違)

>>生物の種(しゅ)の場合は2通りあります
>見分けるには、やはり化石とかを調べて進化の歴史を見なければいけないんでしょうか。
 まあ,2通りあるというふうに考えれば分かり易いだろうということ.モデル的ないし概念的なお話です.
 見分ける方法は,やはり必殺のヤマカンで,などと書くと叱られるので...
 DNAを比べて,違いが大きほど,より遠い年代に分岐したのだと考えることはできます.いわゆる「分子時計」です.

ああ、そうか 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.09 23:01 
  • [編集]
Ladybirdさん
>石鎚山系
いま調べたところによると、石鎚山系に入るかどうかは微妙でした。
もうほんと死ぬかと思いましたよー

>いわゆる「分子時計」です
あ、そうですね。そういう手があるんだ、いまは。
それでパンダもついにクマの仲間になったわけですね(笑
ただ分子時計は傾向としては正しいのでしょうが、
進みやすい部分と進みにくい部分があるでしょうから、
細かいところはよく吟味しないといけないのでしょうね、きっと。

人生への洞察も 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2009.02.11 04:37 
  • [編集]
>もうほんと死ぬかと思いましたよー
 四国山地の山道は難所が多いようですね.人生について考える良い機会になります.

>進みやすい部分と進みにくい部分が
 という議論が散々されてきたわけですが,今はあらかた駆逐されてしまいました.今は議論より実践の時代と位置づけることができるでしょう.

そんな余裕は… 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.11 22:56 
  • [編集]
Ladybirdさん
>人生について考える良い機会

もうこれまでの人生が走馬燈のように…(違

ずーっと続く細い曲がりくねった道と
カーナビ(なんでこんなとこに連れていくんだよ!)を見比べつつ
どきどきひやひやでしたよ。
って運転していたのは相方ですが。

あとで気づいたのは、
ムスメが梅干しを丸ごと1個口に入れたまま寝てたこと。
こっちもあぶないあぶない。

>あらかた駆逐されて
そうなんですか!

>議論より実践の時代
まあ実際、進化実験なんかも行われるようになっていますねえ。
それに離島の生物なんかはずいぶん参考になるんでしょうね。
(このあいだの「ダーウィンが来た!」で
離島<南硫黄島?>の独自の進化をやっていましたが、
おもしろかったです)

進化実験 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2009.02.13 04:22 
  • [編集]
>>あらかた駆逐されて
>そうなんですか!
 「論破」ではなく,あえて「駆逐」としておきます.データが蓄積されてから再び同じような議論が起こるかもしれません.知識はラセン状に進む.

>ダーウィンが来た
 み,見てない...
 離島は進化論や生態学の「実験場」のようなものですから,面白い話題はあるでしょうね.

簡単にはわからない 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.13 23:27 
  • [編集]
Ladybirdさん
>データが蓄積されてから再び同じような議論
かもしれませんね。
というか、そう簡単にはわからない問題のような気がします。
分子そのものの変化(と変化しやすさ)、分子系の中での変化、
生命体としての発現・進化、特定の生態系の中での進化と
考えていかなくてはならないでしょうから。

このあたりの区別を最初にしたのが、木村資生さんだったのかな?

南硫黄島の調査では、昼間に活動するオオコウモリの話などがありました。25年ぶりの調査だったそうです。
http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/sizen/isan/minamiiou.htm
http://minamiiwo.com/

ファミレス進化 

  • ×第二迷信 
  • URL 
  • at 2009.02.13 23:44 
  • [編集]
ファミレスは、禁煙席の率が「進化」のバロメーターだと思ってます。

「京都駅のアヤシイ店」は、かなり、「進化」から取り残されてました。

単に「禁煙者人口」の問題だけでなく、
同伴者の「立場」の反映なのかな。

中立説とか 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2009.02.14 04:24 
  • [編集]
>このあたりの区別を最初にしたのが、木村資生さんだったのかな?
 それは...かなりズレてると思います.

>昼間に活動するオオコウモリの話
 オオコウモリはエコロケーションをしないので,視覚の使えない所では飛翔できないでしょうね.
 それにしても離島の生物は面白そうです.

>京都駅
 昔からJRの駅はアヤシイというか,いかがわしい雰囲気がありますね.時代に取り残されたような感覚というか...

オオコウモリ 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2009.02.14 20:46 
  • [編集]
>オオコウモリはエコロケーションをしない
 と,昔の本には書いてあったのですが,どうやら間違いです.ガセネタごめんなさい.

禁煙率 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.15 22:56 
  • [編集]
×第二迷信さん
たしかに、ファミレス(あるいは他の食べ物屋でも)禁煙率は
高くなってきましたね。
田舎ほど喫煙席が多いですし。
付け加えると、田舎ほど女性の喫煙者が多いと思います。

私はレストラン系は分煙が甘くてもそれほど気にしないんですが、
温泉で喫煙席をきっちり分けていないところは許せーん!!

分子進化 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.15 23:09 
  • [編集]
Ladybird さん
>それは...かなりズレてると思います.
あははー スマソです(笑
遺伝子の進化と形質の発現はイコールではなく、
そのいわば二重性を明確に表現したんではないか、ということなんですが
やっぱりズレてます?

オオコウモリってFlying Foxでしたね。
果物を食べることくらいしか知りません。
南硫黄島のオオコウモリはオガサワラオオコウモリの亜種?で、
オガサワラオオコウモリはおもに夜間に活動するそうなんですが、
南硫黄島はほんとにまっぴるまなんですよね。

木村説 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2009.02.16 05:01 
  • [編集]
>遺伝子の進化と形質の発現はイコールではなく、
そのいわば二重性を明確に表現したんではないか

 「はい」とも「いいえ」とも答えがたい表現ですが...
 木村さんの業績は「突然変異の多くは淘汰に関し中立である」ことを最初に明確に主張したことです.
 「突然変異とはDNAの塩基配列の変化である」こととか,
 「遺伝子の変化と形質の発現の区別」とか,
 「中立な突然変異は確率過程によって増減する」こととか,
 は,木村さんのオリジナルではありません.

NoTitle 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.16 23:15 
  • [編集]
Ladybird さん
ありがとうございます。すっきりしました。

>「中立な突然変異は確率過程によって増減する」こととか,木村さんのオリジナルではありません.

これは違うのですね。ふーむ。

ライト効果 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2009.02.18 04:13 
  • [編集]
>確率過程によって増減
 提唱者の名を冠して「ライト効果」と呼ばれます.この方面の発展に誰がどう貢献したか,もう少し整理しようと思うのですが,今ちょっとリアルのほうが忙しく,そこまで手が回りません.すみません.

いえいえ 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2009.02.18 23:27 
  • [編集]
Ladybirdさん
いつも歩く百科事典にしてしまい、申し訳ありません~
ライト効果…そういえば、昔調べた覚えがあります!
すっかり頭からとんでいた~

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