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日銀の独立性

日銀の独立性ってどんなもんなんだろう。

“だぶつき金融政策”(金融緩和)が招いたバブルは、
政府の介入に日銀が従ったために起こった事態といわれているらしい。

あのときの狂躁を少しだけ覚えている。
金はどこにでもあふれていた。
会社の面接に行けば、交通費に上乗せされて支払われた。
小さな仕事に馬鹿みたいに大きな予算がついた。
どこにでも仕事はあり、フリーターでも高い収入を得ることができた。

社会に出たばかりの頃だったが、何とはなしに異常さを感じた。

その後のバブル崩壊が来たとき、なんとなくホッとしたことを覚えている。
仕事はいっきに減り、家賃を支払うのも大変だったものの、
大量生産、大量消費、無駄だらけの時代の終焉だ、と思った。
それだけでなく、労働者を苦しめる社会が始まったことには気づかなかったが。

バブル期とそれが崩壊した後しばらく、日銀の独立性はなきに等しかったという。
何しろ政府が公然と、日銀の政策に首をつっこんできたのだから。
「公定歩合はこのまま」「ダメだ、引き下げろ」

当時、政府は日銀総裁を容易に解任できた。
「内閣は総裁を解任できる」「蔵相の理事解任権」「蔵相は業務命令権をもつ」
旧日銀法は、戦時中にできた法律だから当然といえば当然。
政府がすべてをコントロールできるようになっていたわけだ。

1997年になってようやく新しい日銀法が制定された。

これによれば
「日銀の役員は在任中、その意に反して解任されることがない」
とある。
総裁、副総裁の任期は5年で再任は可能とのこと。
この法律によりようやく日銀は独立性をもつようになったといえるだろう。

ちなみに海外はといえば、アメリカFRBの理事は
上院の助言と承認にもとづいて大統領が任命する、と(byウィキ)。
任期は14年で再任なし。あれー長いねえ。
大統領の任期が4年だから、大統領の支配力を避けるため、ということみたいね。

ヨーロッパの中央銀行の場合、各国政府の思惑はあっても、
役員が各国から集まっているわけだから、それを直接的に反映することは難しい。
ということで、独立性はかなり保たれそう。

イングランド銀行は1946年に国営化され、
1998年からは一応、金融政策委員会(MPC)が独立して金融政策を決定する、
ということになっているらしいが、独立性についてはいまひとつわからない。

独立、とうたっているところでも、なかなか政府の政策から離れられない、というのが
本音かもしれないね。

とはいえ、あのバブル狂想曲を思い出すと、日銀はやはり“お政府さま”から
しっかり独立していてほしい!な。
財務省・大蔵省の出身者をすべて忌避すべきか、といえばそうではないだろうけど、
政府および財務省の横やりをしっかりはねのけられる見識のある人、にしてほしい、とは思う。


☆ちょっと出かけてきますので、コメントのお返し遅くなりますm(__)m
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Comment[この記事へのコメント]

良い候補者見っけ^^ 

  • 村野瀬玲奈 
  • URL 
  • at 2008.03.21 23:46 
  • [編集]
>政府および財務省の横やりをしっかりはねのけられる見識のある人

ん?たしか、アマゾネス内閣財務大臣はえあしゃさんでしたよね。横滑りで日銀総裁、いかが?

玲奈お姉様の方が適任(うふ^^) 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2008.03.22 00:21 
  • [編集]
いえ、やはり財務省関係者が日銀総裁になるのは好ましくない、ということで。

ここは政府の圧力にも、群がるネトウヨの暑苦しさにも屈しない(笑)
見識の高いお姉様が最適か、と。

ポンドの価値 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2008.03.22 01:43 
  • [編集]
 イングランド銀行の独立性については知りませんが,スコットランドや北アイルランドの銀行は,それぞれ独自の紙幣を発行しています.額面が同じでも(たとえば同じ10ポンド紙幣でも)イングランド銀行のものより価値が低いとみなされることもあるようです.
 アイルランド共和国もポンドですね.女王様のかわりにハープの絵が入っているのでないだろうか.

しまった...日銀総裁に指名されてしまった... 

  • 村野瀬玲奈 
  • URL 
  • at 2008.03.23 02:14 
  • [編集]
>アイルランド共和国もポンドですね

ほえ?アイルランドは今はユーロです!
たしかに、アイルランドのユーロ硬貨にはハープの絵がデザインされています。
欧州中央銀行のサイトから各国の1ユーロ硬貨の「ナショナル・サイド」のデザインをご案内。
http://www.ecb.int/bc/euro/coins/1euro/html/index.en.html
(各硬貨別とユーロ加盟国別ですべての硬貨のデザインを見ることができます。国名や硬貨名をクリックしてください。)

そ,そうだった 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2008.03.23 16:32 
  • [編集]
>アイルランドは今はユーロです!
 余計なことを書いてしまった.
 さすが日銀総裁.と,ひとを持ち上げることで自分の低さを隠ぺいせねば...

>欧州中央銀行のサイトから
 これは面白い.

そうだった 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2008.03.23 20:11 
  • [編集]
Ladybirdさん
玲奈お姉様
ユーロのデザインは各国で決めるんですね。お国柄が出ていていいなあ。
ギリシアとか…さすが(笑)
それぞれの国にも中央銀行があるんですものね。

ちなみにドイツのユーロ硬貨もってま~す(ドイツ人からせしめた) 
玲奈お姉様は各種とりそろえていそうですが。
アイスランドはEUに加盟していないのか…

逃げ回っていたLadybirdさんの尻尾をつかんだぞ。笑 

  • 村野瀬玲奈 
  • URL 
  • at 2008.03.23 22:07 
  • [編集]
ユーロって興味深い通貨ですよね。
人類史上の壮大な政策的実験であり、哲学と文化の表現でもあると思います。

ええ、お察しのとおり、私はいろいろな機会にせしめたユーロ硬貨いくつか持っていますよ。死ぬまでにバチカンとかモナコとかサンマリノとかのレアもの硬貨を拝みたいものです。笑

あ、Ladybirdさんがシッポつかまれてブンブン振り回されている! 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2008.03.24 10:00 
  • [編集]
テントウムシにシッポがあったとは知りませんでしたが(笑)

>人類史上の壮大な政策的実験
まさにその通りですね。
フランスとドイツが協調しているなんて、半世紀前はとても考えられなかったことでしょうね。
もちろん、内部では主導権争い等、いろいろあるんでしょうけど。

>バチカンとかモナコとかサンマリノとか
サンマリノ! って国だったの…(ああ無知でゴメンなさいっ)。
モナコ硬貨はトロックス(トロカデロ・モンテカルロバレエ団)が来日したときにぜひせしめましょう! 
トロックス、うまいのよ。脚も死ぬほどきれいよ! これぞジェンダーフリー(笑)

NoTitle 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2008.03.24 10:31 
  • [編集]
でもモンテカルロといっても、トロックスってニューヨークが本籍地?
じゃ、モナコグレースね。

あぁっ,シッポが... 

  • Ladybird 
  • URL 
  • at 2008.03.24 21:04 
  • [編集]
 うまいんだろうけどブキミ悪い!
(不気味でかつ気持ち悪いことを昔こう言った)(ウソや!)
 なんぼコインが欲しくてもモンテカルロで財布の口あけたら,あとが悲惨かも.
 

こんがり焼けた? 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2008.03.24 22:28 
  • [編集]
>ブキミ悪い!
くっくっく(笑)
ぜひ、ナマで見てくださいよ。ナマ脚じゃなくて
うるわしいタイツ脚が見られますから!

>モンテカルロで財布の口
東京でもそろそろ? 夕張でもカジノって話が。。。マジ?

東京でもそろそろ。 

  • 村野瀬玲奈 
  • URL 
  • at 2008.03.24 23:00 
  • [編集]
>>モンテカルロで財布の口
>東京でもそろそろ?

はい。勝てる見込みはないとあらゆる人やマスメディアが言うのに、新銀行東京に400億円を賭けようとしている人たちがいます。しかも、自分の金ではなくて他人の金を。400億円を損しても自分の財布は痛まない人たちが。

すっても平気な人々 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2008.03.25 09:03 
  • [編集]
玲奈お姉様のエントリーで利子が消費者金融なみ、と知り、びっくりしましたが。

>新銀行東京に400億円
計画段階から無理があり、しかも中小企業の役にはたっていないとしたら、
何のための銀行だったのでしょうね。
第3セクターの無責任さを思いおこさせます。

中小企業のための銀行というなら、低金利にし、
銀行としてももう少し積極的に個々の企業の再建策や経営方針に
アドバイスなり(悪くいえば首をつっこむなり)何なりすべきだったでしょう。

何が許せない、って「私には責任ありませーん」がいちばん。
つくったのは誰なんだよ、東京都のトップは誰なんだよ。

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