ひねもすのたのた

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無駄のある効率的なループ

生態系もそうだけど、
社会や企業もいろんな意味でループだなあ、と思ったりする。

さまざまな要素が次から次へと手渡されて、
最終的には円環――ループ――を作り出す。

こうしたループ的システムは必ずしも一筋の輪のようではない。
というよりむしろ、クリスマスリースのように絡み合っている方が多いかもしれない。

つまりループをつくっている要素の数が多く、
しかもループの出発点から終着点まで要素をたどる経路も複数あるようなもの。

こうしたシステムは単純な輪より安定になるだろう。
要素のひとつが壊れたり、経路のひとつが引きちぎれたりしても、
ほかの要素や経路がその分を担うことができるから。

またシステムの各要素の構成員が多ければ多いほどシステムは安定になる。
構成員のひとつが機能していなくても、システムは機能するから。

他方、こういうシステムは効率が悪いともいえるかもしれない。
要素が多いことで、遠回りすることもあるし、
経路の中にはほとんど何も通っていないようなものもあるかもしれない。
要素ひとつを維持するためのエネルギーが同じなら、
それだけ必要なエネルギーも多くなるし。

要素が少なければ、ひとつの要素をそれだけすぐれたものにすることもできるし、
各要素の状況を集中して観察できる。

いまの企業ってこちらを目指しているのかな、と思った。
人間をできるかぎり減らし、すべての無駄をそぎ落とす。
トヨタのカンバン方式もそうだよね。
倉庫(備蓄)という無駄な要素をはぶいた。

ところがそれによりどうなったかといえば、
新潟の地震のときに部品メーカーが被害を受けたら、
そのひとつのメーカーの部品がないために
トヨタは車の生産が止まってしまった。

(ついでにいえば、そのとき柏崎市は住民の水道復旧より部品メーカーの方を優先した。
水道は衛生にも関係するんだから下手すると命の問題になるんだぞ 怒)

人間も1人が体調を崩すとか、あるいは産休をとったとか、
そういうときに無駄のあるシステムだったらそれを補えるけど、
無駄がいっさいなければ、そこを補充するには
他の要素の構成員に無理が重なり、要素が壊れ、それだけでなく、
システム全体が崩壊することになる。

…ほんとにそれでいいんだろうか?

生物の話でいえば、ゾル・シュピーゲルマンという人がRNAウイルスを使って
進化実験をしたことがあるそうな。
栄養液の中でRNAウイルスを培養していったら、10世代を過ぎたあたりで、
細菌への感染能力を失ってしまった、と。

彼らの得たのは非常に効率的な複製能力。
そのときに必要のない能力をすべて捨てたから
ループは非常に早く回転するようになった。

と~ころがぎっちょんちょん(←死語?)。
周囲に栄養があふれるパラダイスがいつまでも続くわけはない。
細菌に感染するなんて面倒なことをしなくなったこのウイルスは、
いったん環境が変化すれば、もう生きていくことができない。

将来にわたって生き残るためにはほんとは
無駄やシステムが変質するための柔軟性も必要だということを
企業はもう少し考えた方がいいと思う。

おそらくシステム論なんかで、こういう問題をもっと洗練された形で深く
論じているんだろうな。

☆10時半過ぎ ちょっと直しました。文章が意味不明だったから。。えっいまも意味不明?
ご、ゴメンナサイ



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