ひねもすのたのた

とりあえず日常かな

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目的は手段を正当化するか

この命題は古今東西、多くの人が論じてきた問題で
私が考えても、それをなぞるまでにも至らないだろう。

でも、911テロのことを考えていたら、頭の中をこの命題がぐるぐるまわりはじめた。
目的は手段を正当化するかではあまりにも範囲が広すぎるので、いまは
「目的は暴力的手段を正当化するか」としよう。

911の後のアメリカのアフガニスタン攻撃の目的は何だったろう。
テロの首謀者と思われるビン・ラディンをとらえて裁くこと。
さらにはビン・ラディンを支援したとされるタリバンを崩壊させること。

でも、日本にいる私には、アメリカはこの事態が耐えられないだけに思えた。
攻撃されてそのままでいる、ということが。
あまりにも悲しく受け入れがたい出来事だったので、
怒りを叩き付ける相手を必要としているように見えた。

ほどなくアメリカは、アフガニスタンへの攻撃を決定した。
すでにここで目的が変質している。
テロの首謀者を裁くことから、ひとつの独立国の政権をたたきつぶすことに。

アフガニスタンの人間が何百万人死のうと、アメリカはかまわないと考えていた。

すでにアフガニスタン&イラク攻撃のアメリカ軍戦死者は
911の犠牲者の数を超えたという。

もちろん、イラクやアフガニスタンでの民間人の死者は
はるかに多いことだろう。

アフガニスタン女性革命協会によると、アフガニスタンでは女性たちの
焼身自殺も増えているそうだ。

結局、暴力的手段を正当化するような目的などない。
ひとつの目的がそれほど崇高で、それほど絶対的なものになりうるだろうか?

お玉さん玲奈お姉様のエントリーにあった
「90人を救うために10人を犠牲にしてもよいか」の例でいうなら、
90人を救うために簡単に10人を犠牲にする人間は、
おそらく次の10人を犠牲にすることもいとわなくなる。

そしていつのまにか誰もいなくなっても、気が付かない。
目的は90人を救うことだったはずなのに、
犠牲は必要だった、しょうがなかったということになる。

暴力的な手段はまた、思考を放棄することだと思う。
相手を尊重しながら、自分自身に有利な結果を導くのが外交であるなら、
相手の立場を否定し、踏みにじるのが戦争であり、テロ。
そこには知性も思考も必要ない。

アメリカのそもそもの目的は何? 何だったの?
こういう結果は予見できなかったというかもしれない。
でも暴力的手段で目的を追い求めたとき、
結果を誰か予見できる人はいるの?

ただひとつ予見できるもの。
それは暴力が暴力につながる、ということ。。。。

ああもう、また話がまとまらない。頭がとっちらかってるってやつですね。

☆おまけ
目的を遂げるためには大連立が必要と主張する人がいる。

でも現実には、ひとつの政策が実行されたとき、それによって利益を得る、
あるいは救いを得られる人もいれば、
損失する、もしくは切り捨てられてしまう人もいる。

つねに政策は相対的なものにならざるを得ない。

とすれば政策という目的を手段(国会の議論)に優先させることは
実は主客転倒になっているのでは?
誰しも価値観が違う。価値観が違うから話し合わなくてはならない。


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Comment[この記事へのコメント]

 

  • 布引洋 
  • URL 
  • at 2007.11.19 14:25 
  • [編集]
『勝利はすべてを正当化する』
勝てば官軍。負ければ賊軍。

今アメリカやイギリスでイラク戦争批判の世論が高まっていますが、もしも、もしもですよ、今アメリカ軍が勝っていれば如何でしょうか。結果は全く違ってくる。
ブレアは名宰相、ジョージ・ブッシュは偉大な大統領として笑顔を振りまき共和党は大勝利。
元祖新自由主義鉄の女サッチャーが長期政権を打ち立てられたのはフォークランド紛争(対アルゼンチン戦争)に勝利したから。
パパブッシュが湾岸戦争で勝利しても選挙で勝てなかった原因は、イラクに攻め入らず、その結果フセイン大統領に『アメリカに勝った』と演説させたからと考えた息子。
米軍が三週間でイラク軍を撃破してバクダットに入城したときブッシュの支持率は80%を超えていた。
イギリスでも開戦前、過半数の反戦世論がイラク政府崩壊後は、反対に絶対過半数がブレア支持に変わっていた。

これ等の国では日本と違い『勝つ戦争』は正義なんですね。
日本でも62年前まではこれ等の国々と同じ基準だったんですが、
しかし現在のほとんどの日本人は『戦争は不正義』と考えている。(敗戦だけでなく勝てる戦争も)
この違いは、やっぱり『憲法9条の有無』の違いでは無いでしょうか。
憲法9条の存在は偉大ですね。

 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2007.11.19 23:08 
  • [編集]
>支持率は80%を超えていた
確かにそうですね。とはいえ、どちらかといえば「始めたからには勝たなくては」というように私には思えたのですが。

>『勝つ戦争』は正義
というのは恐怖です。

でも正義ととらえるのは、結局は戦争指導者と傍観者だけでは?

第一次世界大戦の塹壕戦の話など読むと、現実に闘っていた人間は、(勝った連合国側にせよ)やはり正義とは思えなかったのではないかと。。。

もちろん正義と信じ込まなくては闘えないという側面もあるとは思うのですが。

いずれにせよ、憲法9条の理念は偉大と思います。

 

  • 布引洋 
  • URL 
  • at 2007.11.20 10:56 
  • [編集]
>憲法9条の理念は偉大
現在のように、9条を世界に広める必要が、日本人に求められている時代は無いでしょう。

>正義と信じ込まなくては闘えない
10 / 23 「日本人が信じられません』に書いたように『大義名分』が必要なんですね。
昔の米軍海外出兵の理由付け(大義名分)が『在留米人の保護』
レーガンの83年のグレナダ侵攻がこれでした。(人口11万人の小国に一万の海兵隊)

しかし当たり前ですが、本当の理由は別にあった。
自尊心が異常に肥大したアメリカが面目丸つぶれの時、何をするか。?
何とも恐ろしいことに軍事攻撃をする。
グレナダ進攻の二日前にベイルートの米海兵隊基地がヒズボラの自動車爆弾で攻撃されアメリカ兵2百数十名が死亡している。(レーガン政権は2年前の成立当初からグレナダ軍事進攻を準備していた)

アメリカの威信が係っていたスペースシャトルが爆発事故を起こせば、その直度にリビアを航空機や巡航ミサイルで突然攻撃する。(二回の爆発事故の直後の事件)

「アポロ計画とベトナム敗戦との不思議な関係」
今年、NASAのアポロ11号のビデオのマスターテープが紛失したそうです。
アポロ11号打ち上げの一週間前。不思議な戦勝祝賀会がシアトルであった。
無敵の偉大なアメリカ軍がベトナム戦争で大勝利。凱旋パレードと紙吹雪。(本当は史上初めての負け戦での撤兵)
祝勝集会はこの一回限り、二回目からはこっそりアメリカに帰ってきた。

最後のアポロ17号帰還の一ヵ月後パリ和平協定が成立。長かったベトナム戦争もやっと終わり、すべてのアメリカ兵が帰還する。
それ以来アポロ計画にアメリカ政府が関心を向けることは二度と無くなった。

 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2007.11.20 23:31 
  • [編集]
内でまずいことがあれば(あるいは批判されていれば)外を攻撃する、というのは昔から為政者の常套手段ですね。

とはいえ、自分たちの都合で勝手に“世界の警察”をやってもらっては困りますね。

アポロ計画は、ソ連との軍拡競争の一環という見方が強いと思いますが、(安全性はかなり低いものだったといいますし)国家の威信という意味では、たしかにベトナムの敗戦をおおい隠す意味で都合がよかったのでしょう。

“世界の警察”というより 

  • 布引洋 
  • URL 
  • at 2007.11.21 10:35 
  • [編集]
壊れやすい自尊心を持った超タカビーでマッチョなDV男を連想します。

みんなの目の前で自惚れの塊り、自慢の玩具(チャレンジャー号)が爆発。すると、傷ついた面子回復の為に衆人環視のなかで暴力を揮う(トリポリ空爆)
普通この様な無様な真似は繰り返す訳には行かない。
しかし絶対安全と公言していたコロンビア号が爆発してしまった。(面子丸つぶれ)
すると、中東を知っている全ての識者が失敗すると断言するイラク戦争に突入する。(バクダット空爆)
中東専門家ほど、アメリカのイラク戦争の目的が判らないそうです。

巨大な自尊心が異様に壊れやすく出来ている、筋肉自慢のマッチョ男がマジ切れ。
すると、傷ついた自尊心を回復する為に、自分より弱い女性や子供に暴力を揮う。

此の辺の壊れた自尊心と暴力の因果関係は、DVの専門家の水葉さんの見解を一度聞きたいですね。


月を歩いた男達 

  • 布引洋 
  • URL 
  • at 2007.11.21 11:16 
  • [編集]
アポロ11号の月着陸の映像を見たことがありますか。?
私は当時の同時中継放送を見ましたよ。

アメリカの威信が掛かったアポロ11号は絶対に失敗が許されないプロジェクトだったのです。(98年の北朝鮮の人工衛星‘テポドン”と同じ)
さすがアメリカの技術陣、大変なプレッシャーの中でも月直陸に成功させた。
しかし遣り過ぎた。
世界同時中継で偉業を世界の人々に見せる為、アームストロング船長の人類最初の第一歩のテレビカメラを船外遠くに設置する。(あんたら川口探検隊か)

アームストロング船長は帰還後すべての取材を避け世捨て人として生きる。もう一人のオルドリン飛行士はアルコール依存症や薬物中毒となり離婚。

アポロ17号までの月旅行で月面に立った12人中3名死亡で現在9名が存命。
NASAに残ったのは一名のみ。其の他は宗教に取り付かれたり薬物中毒など色々だが一様に月旅行を語りたがらない。例外は画家になったアラン・ビーン唯一人。

超タカビーでマッチョなDV男 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2007.11.21 21:57 
  • [編集]
あはは~
確かに私もそれときどき頭に浮かびます。

とはいえ、アメリカが移民国家であるがために国民は国家の威信を求めたがるという議論を見たことがあります。

国民はもともとバラバラなので、逆に「強いアメリカ」に自分自身のアイデンティティを求めたいというか(もっとスマートで深い議論のはずですけど^^;)。

アポロは生かどうか判然としませんが、もちろん見たことはあります。

アポロはいろんな意味で、宇宙飛行士たちの人生を変えてしまったのですね。

川口探検隊~ いやーん懐かしい(って見てなかったんですが、話だけは友人にいやっていうほど聞かされました。川口ひろしは~って歌もありましたよね)

そういえば、、、、撮ってましたね。人類にとっての大きな一歩を(笑)

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  • at 2007.11.23 22:37
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11月25日は国連「女性に対する暴力」撤廃デー

11月25日は国連「女性に対する暴力」撤廃デーだそうです。こちら http://blog.mag2.com/m/log/0000209623/ から読めるアムネスティのニュースレター、「今週のフォーカス」を見てみましょう。 ■生涯を通じて

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