ひねもすのたのた

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薬の話

大学を卒業したばっかりで、いまよりももっとモノ知らずだった頃(うわーこわいよ、それ 笑)、
製薬会社に勤め始めた友人に
「薬屋さんって不況でも、確実に売れるからいいよね?」と
言ったことがある。

すると、「それはそうなんだけどちょっと違うんだよね」と言われた。

1つの薬を作るために多数の化学物質が合成され、検査される。

いまみたいに、病気の原因が特定物質だとわかり、それを標的にする薬をつくるとしても、
非常に多くの計算がなされ、さまざまな物質が作られる。

こうして候補に残った物質は、試験管での実験、動物実験、
そして人間の臨床実験へと進む。この間、約10年といわれている。

たとえ長期間かけて開発された薬であっても、
臨床試験でふるい落とされればそれで終わり。成果なし、ということだ。

しかも、希少疾病というものがある。
(難病は希少疾病のことが多いけれど、すべてが希少疾病というわけではない)

希少疾病という名の通り、患者は少ない。
だからたとえ、難病の患者のために非常に役立つ薬を開発しても、
製薬会社は名声は得るかもしれないけれど、金は得られない。

たとえば、がんの中でも患者数の多い
胃がんや大腸がん、肺がん、乳がんなんかに効く抗がん剤を
見つければ、(あるいは複数のがんに効果のあるものならさらに)
製薬会社はもうけることができる。

これに対して、数の少ないたとえば顎のがんとかになると、
製薬会社は開発してももとをとることができない。

でも、製薬会社は希少疾病の薬を作っている。
で、費用はどうしているかといえば、
もちろん他の薬の利益、それに厚生労働省から一部補助金が出るという。

こんなようなこと。

で、いま1つの薬をつくるのにいくらかかるかといえば
1000億円とも言われている。

特許期間は20~25年だけれども、臨床試験なんかの期間で10年ふっとぶわけだから
実質的には10~15年。

そこで出てくるのが後発医薬品(ジェネリック医薬品)ということになる。

最近になって、後発医薬品の普及を進めるため、
標準的な処方を後発医薬品にするようにというような厚生労働省の指導があったとか(未確認)。

でも、あるお医者さんのブログを見ていたら、
たしかに安いかもしれないが、基本的な薬物は同じでも、
添加物とかが違うから、別の副作用が出る可能性があるんだと。

薬のアレルギーを添加物によって発症した、という話も聞くよね。

製薬会社にしてみれば、1000億円かけて作ったものが
たった15年で特許が切れたらかなり厳しい。
そこで後発医薬品が推奨されることになれば、ちゃんとペイできるか
どうかも怪しいかも。
余剰がなければ、希少疾病用の薬の開発にも取り組めない、
という話にもなる。

とはいえ、、、HIVの薬のように高価だと、
途上国の人間は使えない(一部使えるようにしたみたいだけれど)。

うーん、薬事行政は難しくて素人がどうこう判断しがたいねえ。

で、なーんでこんなことを長々と書いているかといえば、
いまアメリカの大学で、薬開発のためにコンピューターを
貸してほしい、というプロジェクトをしている、という話を見つけたから。

途上国の感染症などの薬をデザインするための計算をするのに、
プログラムをダウンロードする、というやつ。

で、薬についてちょっと調べてみようかな、と思っているところなわけです(長いし、なんか話がとんでいる…)。

☆日ハムが負けちゃったんでへこんでます。ダルビーだったのに。。。森本、何かしてほしかったよ~

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Comment[この記事へのコメント]

むずかしいですねぇ。 

  • 水葉 
  • URL 
  • at 2007.11.02 07:55 
  • [編集]
とはいっても、製薬会社は確実に儲かる医療制度ですもんねぇ。医師や病院、果ては厚労省とまで癒着してますもんねぇ。私もどこをどうしたらいいのかさっぱりわからないんですが、胡散臭いにおいが漂っているような、、、、。マイケルムーアのシッコを見ちゃったからでしょうか。(-_-)ゞ

儲けてますよね…やっぱり 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2007.11.02 13:04 
  • [編集]
>胡散臭いにおいが漂っているようなとっても胡散臭いですよね。
製薬って、ある意味山師みたいで、あたったときの市場規模が桁違いに大きいようですね。

薬価の付け方もけっこう適当みたいだし。でも薬に市場原理なんか持ち込んだら(多少は入るとしても)、それこそ難病患者は困ってしまいますし。。。

一般の人がなかなか薬のことを理解しがたい、ということが、癒着構造を許してしまうのかもしれませんね。だから、C型肝炎のような問題も起こってしまう。

シッコ見なくちゃあ…

もうかる薬 

  • goldberg2006 
  • URL 
  • at 2007.11.03 16:24 
  • [編集]
メーカーにとって、いちばん「おいしい」のは、15年の期限がきれる直前に出す「ちょっと変わった」新薬。

車でいえばマイナーチェンジ。
洗剤でいえば「なんとかプラス」
~「いままで落ちにくかった汚れも新酵素の働きで真っ白」
(前の商品も「真っ白」言うてたやん…)

効果の有無より、カネの都合で15年おきに発売される新薬、というのが胡散臭い。「いままで下がりにくかった熱もなんとかエースで一発」
(タミフルはいつまで「新薬」なんだろう)

(Vistaが出ても、かたくなに安売りのXPを使うオヤジ。)

 

  • えあしゃ 
  • URL 
  • at 2007.11.03 21:33 
  • [編集]
>期限がきれる直前に出す「ちょっと変わった」新薬

そういう裏技があるんですね@@
今度から気をつけてみてみよう。

>安売りのXP
私なんて大安売りの2000ですから(笑)

MSの販売戦略は許し難いと思っている(ヨーロッパではMSは裁判で負けたけど!)ので、いま利用しているPCとソフトが使えるならLINUXに変えたいところですけどね。

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